日本古来の万能調味料【煎り酒(いりざけ)】を作ってみました
2021年1月18日
室町時代から江戸時代にかけて使われていた調味料「煎り酒(いりざけ)」をご存知ですか?
『醤油の代用として使われていたが、醤油の普及とともに使われなくなってしまった調味料である』
…と聞けば、味わってみないわけにはいかないでしょう!
さっそく作ってみました!
◆材料◆
日本酒(200ml)/昆布(5cm)/梅干し(1個)
鰹節(2g)/塩(小さじ5分の2)
※材料やレシピはいろいろありますので、検索をしてみてくださいね。
【1】日本酒に昆布を入れ30分ほど置く | 【2】梅干し、塩を入れ火にかける | 【3】煮立てる |
【4】鰹節を入れる | 【5】日本酒が半分量になるまで煮詰める | 【6】ふきんで濾す |
出来上がり!
調理時間は15~20分でした(ほとんどは煮詰める時間なので、実質ほぼ放ったらかし)。
澄んだ琥珀色の調味料です。
味見をしてみると、思ったより塩気があり、
昆布・鰹節の香りと、ほんのり梅干しの酸味があります。
日本古来の調味料らしく、
自然のうま味そのものを感じる味わいです。
こんなふうに味わいました♪
煎り酒初体験の今回は、煎り酒の風味をより味わえるように、
ほうれん草、豆腐、ごまでおひたしを作ってみました。
「ふむ、これが江戸時代の人たちが食べていた味か…」と思うと、
素朴な味わいが何となく体に良いような気もしてきます。←単純(^_^;)
ほかにも、お刺身につけたり、パスタを和えたり、ドレッシングのベースにしたり…などなど、
いろいろな使い方ができる万能調味料の煎り酒は、少ない材料ですぐ作れますので、
いつもの調味料に飽きた際には、一度トライしてみてはいかがでしょう。
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(2020年1月 byクワイエメンバー fika)