どうする!?自転車事故! ~自転車を安全に乗るには~

どうする!?自転車事故! ~自転車を安全に乗るには~

2017年7月11日

越谷警察署外観 生活に欠かせない乗り物、自転車。

 子どもからお年寄りまで、誰でも気軽に乗ることができ、
クワイエファミリー(頭)  ご近所からちょっと遠くまで、小回りが利いて、とても便利ですね。
 ですが、昨今、自転車の関係する事故をとても耳にするようになりました。
 今回は、自転車事故の現状と、家族を自転車事故から守るにはどうしたら良いかを、
 越谷警察署・交通総務課へ伺ってきました。

自転車の乗り方について

Q.基本的なルールを教えてください

大前提として、自転車での道路の走行は左側通行(車と同じ)です。
特例として13歳未満のお子さんが自転車で走行する場合は、車道ではなく歩道を通行して良いことになっています。
ただしその場合も、歩行者に注意しながら、車道寄りを徐行運転をします。
お子さんは特に、一時停止を見落としがちですので、注意を促して頂きたいです。

Q.子どもと一緒に乗る場合に注意することは?

親御さんと乗る子ども乗せ自転車には、運転者(大人)を含め、3名まで乗ることができます。
13歳未満のお子さんのヘルメット着用に関しては、罰則はありませんが、安全のため着用させる義務があります

※詳しくは、埼玉県ホームページ内「埼玉県道路交通法施行細則(自転車関係)について」の「定員について」をご参照ください。

◆埼玉県警察 「ルールを守って安全運転」リーフレット(PDF)

Q.自転車でも違反になりますか?

自転車であっても、自動車同様、道路交通法に違反した場合は、違反キップが切られます。
3年以内に2回以上摘発された場合は、公安委員会から「自転車運転者講習」の受講が命令されます。

※詳しくは、埼玉県警察ホームページをご参照ください。

自転車の事故について

Q.現在の状況を教えてください

越谷市内での、自転車が絡む物損事故での被害人数は934名、
そのうち479名が事故の原因を引き起こしているとされました。

自転車が絡む人身事故では、437名がケガをしていて、
その中の54名が15歳以下のお子さんです(構成比では12.4%)。

構成比で最も大きいのは、65歳以上の高齢者(23.1%)で、その次が16~24歳の若者(21.3%)です。

事故の起こりやすい場所などは「埼玉県交通事故ハザードマップ2017(PDF)」で公開しています。

(※データは平成28年度のものです。)

Q.自転車側が過失責任を問われる事故には、どんなものがありますか?

運転者の年齢に限らず、もちろん自転車側に責任があるとなれば、過失責任は問われます。
無灯火で夜間走行し、徐行せずに歩道を走行して歩行者と衝突、死亡させた事例では、約4000万円の損害賠償が、
また、二人乗りで信号のない交差点を大回りで左折し、対向の自転車と正面衝突した事例では、
被害者は重傷・後遺障害(1年4ヵ月後に死亡)を負い、加害者には約3500万円の損害賠償

判決で言い渡されています。

特殊な事例としては、自転車が道路へ飛び出し、それを避けようとした自動車が歩道へ乗り上げ、歩行者とぶつかった
という事故があり、その場合も事故の原因を作ったとして、自転車の運転者が有罪判決を受けています。

このように、自転車も「軽車両」という扱いになりますから、きちんと交通法規を守って乗って頂きたいと思います。
(取材者注:過失割合の決定に関して警察は介入することはなく、保険会社が過去の判例を基に決定します。)

Q.事故が起きた場合は、どうすればよいでしょうか?

自転車の絡む事故に多いのですが、事故後に運転者が「大丈夫です」と言って立ち去ってしまう場合があります。

特にお子さんの場合は、その場で連絡先などを交換せずに行ってしまうことが多く、
事故の後に親御さんの知るところとなり、親御さんを通して警察署へ連絡が来る場合があります。

ですが、連絡先が不明で相手の方が誰なのか分からない場合は、警察としてもできることが限られてしまいます。
発生時は何ともなくても、事故の後しばらくしてからケガなどに気が付く場合や、
相手方から一方的に責められてしまう場合などありますが、
そういった場合も、相手が分からなくては、あやふやになって泣き寝入りすることになってしまいます。

「自転車も軽車両である」ことを念頭に入れて、自転車の事故でもすぐに警察に連絡をするということを、
大人の方はもちろん、お子さんも伝えて頂きたいと思います。
また普段から、事故防止のために、

  • スピードを出さない
  • 交差点は一旦停止して、安全確認をしてから渡る

クワイエファミリー(全員) という、基本的なルールを心がけて頂きたいですね。

 

以上、越谷警察署・交通総務課にご回答いただきました。
​お忙しいなか、ありがとうございました。

 ◆自転車のルールに関するリンク集
 警察庁ウェブサイト 「自転車はルールを守って安全運転~自転車は「車のなかま」~」
 埼玉県警察ホームページ 「自転車を安全に利用するために」
 政府広報オンライン 「知ってる?守ってる?自転車利用の交通ルールとマナー」

 

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取材後記
車同士の事故を目撃する度、怖いなぁ~と思いますが、それと同じくらい、
自転車の事故も恐ろしいものなのだと、改めて気づきました。
自転車は小回りが利いて、歩くように手軽な分だけ、ルールを無視した乗り方をしがちに
なってしまうと反省( ;∀;)
周りを見て乗るように気を付けたいと思いました。(れいなママ)

子どもが大きくなるにつれて、一人で自転車に乗せることが多くなりつつありました。
便利な反面、自転車の絡む事故も増えていると聞き、
子どもにどう交通ルールを伝えるか、万一の時の対応を教えるか、迷っていました。
「自転車も軽車両」「事故の場合はすぐに警察を」ということを、
安全運転とともに伝えていこうと思いました。 (fika)

(2017年7月 byクワイエメンバー れいなママ、fika)

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