みんなどうしてる? 子どもの携帯やスマホ、インターネットの利用【Part1】

みんなどうしてる? 子どもの携帯やスマホ、インターネットの利用【Part1】

2016年9月8日

お父さん! お母さん! お子さんに携帯電話やスマートフォンを持たせていますか?
平成27年7月の調査で、越谷市内の中学生は
携帯電話およびスマートフォン所持率が、ナント、72%(約6,288人)!!

もちろん、お子さんの分別がつくまで一切、デジタルとは無縁で過ごすことを
親子で約束されているのであれば良いのですが、
周りのお子さんの状況を見て、何となく「ウチの子も・・・」と踏み切ってしまったお父さん、お母さん。
お子さんと携帯電話やスマートフォン、インターネットの利用について話し合いましょう。
親も子もお互いに勉強!と思って取り組めば、親子の会話が増え、絆も深まりますよ!(^_-)-☆

携帯電話やスマートフォンの使用ルールについて、お子さんと話し合いましょう!!

携帯電話やスマートフォンの普及により、
手軽にインターネットを利用して、情報を入手できる便利な世の中になりましたが、
その反面、正しく使うことができず、トラブルに巻き込まれることも増えました。

まず、お子さんに携帯電話やスマートフォンを持たせるにあたって親子で使用に関するルール作りが大切です。

携帯電話やスマートフォンを使用する時にはルールが必要!

以前、こしがや子育てクワイエで取り上げました下記の記事は、お読みになりましたか?

子どものインターネット活用で親が知っておくべきこと!!
【第1回】 『子どもに携帯電話(スマートフォン)を持たせる時に気を付けることは・・・』

現在、越谷市立平方中学校長の大西久雄先生に
子どもに携帯電話やスマートフォンを持たせる場合の親の心構えについてお聞きしました。
大事なことは、『携帯電話(スマートフォン)を与えるなら、どこまで親が関知するか』です。

海外の話ですが、「スマホ18の約束」という
条件を付けてスマートフォンを与えた実話があります。

  1. 母が購入し、あなたに貸している携帯です
  2. パスワードは必ず母に報告すること
  3. これは電話なので、鳴ったら必ず出なさい
  4. 学校がある日は19:30、週末は21:00に携帯を母に返しなさい
  5. 携帯と一緒に学校に行けません
  6. 万が一、破損させた場合の修理費用は自己負担です
  7. このテクノロジーを使って嘘を付いたり、人を馬鹿にしたりしないこと
  8. 人に面と向かって言えないようなことをSMSやメールでしないこと
  9. 友達の親の前で言えないようなことをSMSやメールでしないこと
  10. ポルノ禁止 母とシェアできるような情報を検索すること
  11. 公共の場ではサイレントモードにすること
  12. 他の人にあなたの大事なところの写真を送ったり、貰ったりしてはいけません
  13. 写真やビデオを膨大に撮らないこと
  14. 時々、家に携帯を置いて出掛けること,携帯なしで生活することも覚えましょう
  15. 新しい音楽をダウンロードすること
  16. ワードゲームやパズル,知能ゲームをやること
  17. 上を向いて歩くこと,周りの世界をよく見ましょう
  18. 失敗したら携帯をあなたから奪います,一緒に答えを出していきましょう

※上記は一部抜粋 「スマホ18の約束」原文 Gregory’s iPhone Contract 参照

ココまで細かくルール(約束)を決めるのは、正直、親も子も大変だと思います。
では、どんなルールが良いのでしょうか?

親も子も納得するルールを作ることが大事!

親としてはたくさん条件を付けて、がんじがらめにしたくなりますね。
でも、それでは、お子さんは意固地になってルールを認めず、守らなくなります。
親も子も納得して決めたルールでなければなりません。

平方中学校の大西先生が作成されました
情報モラル教育啓発指導漫画『ネット警備隊ねっぱとくん』©2013 Onishi Hisao では、
家庭で決めるルールづくりに考えるべき10項目を挙げています。

親子でインターネットを正しく、安全に使おう!!
  情報モラル教育啓発指導漫画『ネット警備隊ねっぱとくん』©2013 Onishi Hisao
  【第12話】親子で考えよう-家庭でのルールづくり(1)(85.0KBytes)
  【第12話】親子で考えよう-家庭でのルールづくり(2)(75.2KBytes)

  • 使用時間と使用場所
  • フィルタリング必須
  • 会員登録のルール
  • セキュリティ対策
  • 書き込み・投稿のルール
  • アプリ・ソフトのダウンロードのルール
  • ネットで知り合った人との接触
  • 利用状況の定期的確認
  • 困ったら、即相談
  • ルール・約束を守れなかったら

この10項目すべてを決めなくても、親子でできるところからルール作りでも良いと思います。
ちなみに、筆者の家庭では、

  • 使用時間
  • フィルタリング
  • アプリ・ソフトのダウンロート
  • 困ったら即相談
  • ルール・約束を守れなかったら

の5項目について、親子でルール内容を決めました。

親子で内容を吟味して決めた実践例

参考までに筆者の家庭でのルールや使用状況等をご紹介します。

【使用時間および使用の仕方】

使用可能な時間帯は、6時から23時までとしています。
23時まで使用可能とした理由は、
  ・塾から帰宅後、どうしても翌日の学校活動の連絡があった場合に困ることがある
  ・寝る前のひと時、自由に使いたい
という子どもの意見を尊重して、親子で折り合いを付けました。
スマートフォンのフィルタリングと連動しているため、
23時になるとロックが掛かり、親が設定したパスワードを入力しないと使えません。(但し、通話のみ可)

利用の仕方は、勉強に集中している時にはスマートフォンを見ない
自由な時間でも長時間(30分以上)、スマートフォンをいじらない 
という2点です。
30分という目安は、小学生時代のゲーム(DS)をやって良い時間と同じにし、
子ども自身の今までの利用感覚と同じにすることで、押し付け感はなく納得してくれました。

【フィルタリング】

子どもには、キッズケータイから持たせ、その後はジュニアスマートフォンへ移行する予定でした。
しかし、ジュニアスマートフォンの画面がとても小さく、
これからの使用頻度を考えると、目を酷使することが予想されるため、
少しでも大きな画面が良いと親も子も認識が一致したので、Docomo Android端末にしました。

使用者が未成年者ということで、Android端末にはフィルタリングアプリ(あんしんモード)が適用されました。
※2009年4月1日より「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」施行。
18歳未満の青少年の保護者は、子どもの携帯電話でインターネットを使用させる場合、契約の携帯電話事業者にその旨を申し出ることが義務化。

尚、フィルタリングアプリのパスワードは、母親が設定し、その情報は父親にも内緒にしています。
勝手に改ざんされない対策をしている姿勢は、
親が強い意志で管理していることをアピール
していることに繋がっているようで、
子ども自身もこっそり何か悪さをしようとは思わないようです。

携帯電話契約がある端末であれば、前述のようにフィルタリングアプリが適用されますが、
すでにWi-Fi接続で利用しているiPod,iPadなどでは、
保護者がフィルタリング設定をしなければならない場合もあります。

インターネットで検索すれば、有料・無料問わず、様々なフィルタリングアプリが出てきますので、
お子さんの利用状況などを見極めて、選択しましょう。
ちなみに、無料で利用できるフィルタリングアプリの『Yahoo!あんしんねっと』は、
すべてのAndroid端末,ソフトバンク回線を契約されたiPhone、iPad,
およびWi-Fi専用iPad、iPod touchなど、幅広いキャリアに対応しています。

【アプリ・ソフトのダウンロード】

フィルタリングと連動で、アプリのダウンロードや更新は、パスワード入力が必須で、親の管理下で対応。
インストール済のアプリは、パスワードなしで常時使用できるパターン(許可)と
パスワード入力をした上で利用できるパターン(不許可)と分けて管理可能。

この許可・不許可は、親子で話し合ってアプリを選別し、
LINE,spメール,ゲーム,天気やニュース関連アプリは、パスワードなしで使用できる状態です。

フィルタリングの兼ね合いで、アプリ名で許可・不許可選択となり、
アプリ内の細かい部分まで制限を掛けることができません。
最近、LINEには様々な機能が加わっているため、LINEすべてを許可したくはないのが
親としてはちょっと気になる部分ですが、そこは、時折、使用状況を確認して目を光らせています。

【困ったら、即相談】

自分で起こした問題に対して、責任が取れるのは成人してから。
未成年者の場合には、親も責任を負わなければならないので、
親が周知するのは当たり前であることを常日頃、親子で話しています。

親だけでなく、周りの大人や学校の先生など、子どもだけで解決しようと思わずに
大人を頼りにすることが大事
・・・ といつも言っています。
子どもが親と密接ではなくなる年頃になってきたので、
こういう話をすることで、親子の会話が増え、コミュニケーションが取れています。

【ルール・約束を守れなかったら】

ペナルティーは、各家庭でさまざまだと思います。
筆者の家庭では、まず「一定期間の取り上げ」が第一段階です。
しかし、一定期間の取り上げ後、スマートフォンを返却してまた問題が発生した場合には、
「LINEやゲームのアカウントを削除する」としています。

アカウント削除については、かなり強硬手段なので、
実行するにあたっては、親もアカウントを削除するぞ!という強い覚悟が必要になります。
守れなかった時に、親が“まぁ、いいか、大目に見よう”という態度を出してしまうと
子どもはルールを守らなくなります。
子ども自身がペナルティーを決めると共に、親もペナルティーを実行する覚悟を持つことが大事です。


夏休みが終わって、学校、部活動、塾等々、忙しい生活に戻りましたが、
忙しい時こそ、親の目が行き届かずにトラブルに巻き込まれることも増えます。
親子で話し合う時間を持って、トラブルが起きる前にしっかり話し合いをしておきましょう!

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情報モラル教育啓発指導漫画『ネット警備隊ねっぱとくん』©2013 Onishi Hisao については
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(2016年9月 by クワイエメンバー マユ)