越谷市PTA連合会会長に聞く! ~ これからのPTA ~

越谷市PTA連合会会長に聞く! ~ これからのPTA ~

2016年8月2日

越谷市には、小学校が30校、中学校が15校、計45校の公立の学校があります。
その各学校にPTAがあり、その45校のPTAを束ねているのが
『越谷市PTA連合会(略称:市P連)』なのです。

平成28年度、市P連会長に就任されました光陽中学校PTA会長の澤中幸男さんに
抱負やこれからのPTA活動についてお話を伺いました。

市P連会長に『PTA』について、あれこれ聞いてみました~!

まず、市P連会長ご自身について教えてください。
 どちらの学校でPTA会長をされていて、会長職は何年目ですか?

越谷市PTA連合会会長:澤中幸男さん

越谷市PTA連合会会長を拝命しました澤中幸男と申します。
私は、越谷市立光陽中学校でPTA会長をしています。
光陽中でのPTA会長職は、今年4年目です。
現在、光陽中3年生の息子と高校3年生の息子がいて、
光陽中PTA会長職は、在籍する次男が卒業となるため、今年限りとなります。
 

会長ご自身のご職業は何ですか?

東京勤めのサラリーマンで、営業系管理職をしています。
PTA活動は、仕事のない土・日曜日と夜間をフルに活用しています。

中学校のPTA会長就任を決断したポイントは何ですか?

現在、高校3年生の息子が中学3年生になる時、当時の本部役員にスカウトされました。
東京勤めのサラリーマンのため、家と会社の往復に明け暮れて、
地域の事に何もできていない自分が歯がゆかったのです。
自分の故郷は群馬県伊勢崎市で緑豊かな街ですが、今ではとても過疎化が進み、
自分にとって自慢できる街でも、帰りたい街でもなくなってしまった。
でも、自分の子供たちにとっての故郷は埼玉県越谷市。
この街を伊勢崎市みたいな事にならないよう、何か地域に貢献できないか、
子どもたちがいくつになっても自慢できる街! 帰って来たい街にしてあげたい!
その為に何か役立ちたいと考えていた矢先だったので、即断でした。

市P連会長に就任されての抱負をお聞かせください。

越谷市PTA連合会会長:澤中幸男さん市P連会長を拝命したからといって、
今までの単位PTA会長として取り組んできた考え方や方針が変わることはなく、
少し範囲が広がっただけに過ぎません。

「すべては子どもたちのために」を胸に、
越谷市の児童・生徒たちが、将来いろいろな道で羽ばたいて行くかと思いますが、
卒業した小・中学校がいくつになっても自慢できる母校であり続けるために、
そして越谷市や自分の街が、どこに行っても帰って来たい故郷(ふるさと)であり続けるために、
保護者の代表としての私たちが、自分で走り、汗をかき、その背中を見せることで、
共に歩んでいる絆を感じてもらいたいと思っております。

続きまして、市P連についてお聞きします。
 どんな組織ですか? 会員数はどのくらいですか?

市内小学校30校、中学校15校、計45校の校長先生やPTA会長らによる組織です。
越谷市教育委員会等と連携を図り、
学校や地域における児童・生徒の学校生活や教育環境の整備等に伴う支援活動を行っています。

平成28年度の会員数は、
小学校15,033名、中学校8,668名、合計23,701名となっております。(平成28年5月現在)

市P連は、どのような活動をしていますか?

越谷市の教育委員会や市内関係団体、関係委員会との連携を図り、
子どもたちの健全な育成、教育、環境整備等に伴う支援活動を行っています。
また連合会の理事同士のコミュニケーションを図りながら、
情報共有を行い、より良いサポート体制の向上を図っています。

例えば、広報誌勉強会、子ども110番の家連絡委員会、文化発表会、各ブロック研修会などにおいて、
各学校の本部役員が集まり研鑽を深めています。

また、バレーボール、ソフトボール、ビーチボールバレーなどのスポーツ大会も盛んに行われており、
スポーツを通じてのコミュニケーションが図れています。

越谷市PTA連合会だより第49号-1ページ

  越谷市PTA連合会だより第49号-3ページ越谷市PTA連合会だより第49号-2ページ
【情報提供:越谷市PTA連合会 事務局】

他のPTA団体との関わりはありますか?

当連合会は、昨年度(平成27年度)、
社団法人日本PTA連絡協議会、埼玉県PTA連合会、埼葛地区連絡協議会を脱退し、独立を果たしました。
それまでは、年に一度、埼玉県PTA連合会主催の大会等に参加し、
他の地域のPTA活動を垣間見る事がありましたが、
正副会長の負担や費用対効果の面で有効性を見直した結果、理事会の総意として脱退いたしました。

今後は、全く離れた地方のPTA団体ではなく、
近隣団体との連携を図ることで、閉塞感に陥ることなく風通しの良いPTA活動を心がけて行く所存です。

具体的には、南ブロックにて昨年から草加市PTA連合会と連絡を取っており、
今年度には交流会を実現させる予定です。
そしてその後は、隣接する春日部市や川口市、さいたま市との交流も視野に入れて行きたいと思います。

ここからは『PTA』についてお聞きします。
 市P連会長ご自身、『PTA』という存在をどう考えていますか?

児童・生徒から見れば私たちPTAは、保護者であり人生の先輩でありますが、
学校や教育の現場においては、PTAはあくまでサポーターであり、子どもたちが主役です。

道を踏み外したり、道に迷ったりしないように、
方角を示し街灯を照らし、歩きやすいように先の道を整備したりするだけです。
とはいえ、私たち大人が自ら背中を見せることで、
子どもたちが、自分で考え、行動し、気づき、身に付け、成長して行けるように、
しっかりとリードして行くことが、PTAとしての理想的なあり方だと思います。

これからの『PTA』は、どのように展開していくのが望ましいでしょうか?

PTAが「PTA」をサボってはいけない! 背中を見せる事! これに尽きます。

保護者が保護者をサボったり、先生が先生をサボったりしているケースを見かけます。
それは単にだらけているという意味ではなく、関りを持とうとしない無関心なPTAです。
しかし「親は無くても子は育つ」と言いますし、
干渉しないだけならまだしも、時には、親による虐待や先生によるイジメなど、
子ども達の成長の邪魔をしているケースを見聞きして、腹立たしいと思うこともあります。

PTA会長座談会PTAとは任意団体ではありますが、
組織ですので、「チームとして」保護者と先生方が連携を図りながら、
より良い教育環境を作り上げて行くためにサポートしていくべきものです。
ですからまずは、お互いのチームメイトがコミュニケーションを図り、
お互いに刺激し合う中で、良いところを真似して、改善を要するところを見直しながら、
小さな「輪」をたくさん作り上げて行くものだと思います。
その「輪」をどんどん広げ、つなげて、本部役員や連合会の理事たちだけでなく、
何も役をお持ちでない保護者までも巻き込めるようにして、
全ての方が子どもたちに関心を持ち、強力なサポーターとなり、
何も言われなくても積極的にPTA活動を行うようになること、
つまり、最終的には「PTAが必要無い」ことが理想形です。
そうなれば、一つの大きな「和」が出来上がる事になると思います。

私たちはその理想形に向かい、これからも小さな輪たくさん作って、
どんどん大きな輪にして、たくさんの和を生み続けられるよう、
まずは自分たちの背中を見せて行く事が必要です。
越谷市PTA連合会として、本気で取り組んで行きます。どうぞよろしくお願いします。


澤中市P連会長には、
「PTA会長として活動中! 父親が学校に関わる」でもお話を伺っております。
こちらでは、PTA会長として活動されている6人の“お父さん”に対談していただいて、
父親として学校に関わること、PTA活動についてあれこれ聞いてきました。
引き続きお楽しみに~!! (^_-)-☆

関連記事
PTA会長として活動中!! 父親が学校に関わる【1】
PTA会長として活動中!! 父親が学校に関わる【2】
「おやじ」がキラリ☆ 出羽小学校おやじの会「鷹羽会」

(2016年8月 by クワイエメンバー  マユ)

関連ワード