グラッときたら!~家庭での地震対策~

グラッときたら!~家庭での地震対策~

2018年6月25日

皆さんは、ご家庭で防災対策を行っていますか?
南関東地域では、200年~300年間隔で発生する関東大震災クラスの地震の間に、
マグニチュード7(以下:M7)クラスの直下型地震が数回発生しています。
しかし、関東大震災以降M7クラスの地震が全く発生していない為、
いつ起きてもおかしくない状況となっています。

子どもたちの未来を守るのは私たち親です。是非、家庭での防災対策の参考にしてください。

今後想定される地震

南関東地域の大地震(M7クラス)が発生する確率

関東地図         カモさん

今後10年 30%
今後30年 70%
今後50年 90%

                                    (H16.8 地震調査研究推進本部地震調査委員会)

※30年間でがんで死亡する確率が6.8%程度の為、地震の確率が高いことが分かります。

越谷市で大きい被害が想定される地震

  • 茨城県南部地震
  • 東京湾北部地震
    越谷市の想定震度は『震度6強
      ※東日本大震災は震度5弱でした。

住宅の倒壊   くわっピ~パパ2

 《震度6強ってどのぐらいの被害?》

 ・固定していない家具のほとんどが移動、倒れるものが多くなる。
 ・耐震性の高い木造住宅でも、壁などにひび割れや亀裂が見られることがある。

地震に備えて防災対策をしましょう

防災対策の基本

エミューさん

・自助…日ごろから災害に備え、災害発生時には、自分の身は自分で守ること。
・共助…ご近所の方の避難に協力するなど、周りの方と助け合うこと。
・公助…市役所や消防、警察による救援活動や物資の支援などのこと。

※一番重要なのは『自助』です。地震が発生すると交通網が混乱する為、
なかなか公共の物資は入ってきません。公助に期待しすぎるのは注意が必要です。

 

家庭でできる防災対策(自分の身は自分で守る!)

地震が発生したら、まずは自分の身を守りましょう
親が怪我をしてしまったら、子どもたちを守ることができなくなります。
では、自分の身を守れない子どもたちを守るためには、子どもがいる場所は家具や家電が倒壊しないように固定したり、
子どもの元へすぐに駆け付けられるように、部屋をきれいに片付けて通り道を確保しておくことが大切だと思います。

家具の転倒防止

家具の固定化阪神淡路大震災での死者の約8割が圧死です。
家庭内で危険個所を確認し、家具の固定を行いましょう。

L字金具、ガラス飛散防止フィルム、留め具、耐震シートなどを二つ以上組み合わせて
家具を固定すると良いです。家具を固定しても、中身が出てきてしまうことも想定し、対策をしましょう。
※天井まで距離があったり、賃貸等でL字固定が使えない場合は、
家具の上に空の段ボールを置いて、天井と家具との隙間を埋めるだけでも家具は転倒しづらくなります。
        

 

寝室の耐震化

寝室の耐震化

就寝中は無防備。
地震が発生してもすぐに反応できません。
寝室はなるべく家具を置かないか、置き方を工夫しましょう。

家具が倒れても下敷きにならない、出口をふさがない配置にしましょう。

 

 

 

住宅の耐震化 

住宅の耐震化

阪神淡路大震災で倒壊した家屋の多くは建築基準法の耐震基準が
大幅に強化された昭和56年以前に建築されたものでした。
昭和56年以前に建てられた建物については耐震診断を行い、
 必要に応じて耐震改修をしましょう。

 《越谷市による無料簡易耐震診断》
 【診断対象】 2階建て以下、木造一戸建て住宅、延べ面積500平米以下
 【実施場所】 越谷市役所 建築住宅課 TEL:048-963-9235

 

非常用持ち出し袋の用意

持ち出し品・欲張らず、必要最小限に。
・常備薬や眼鏡なども忘れずに。
・リュックなどに入れ、安全で持ち出しやすい場所に保管。
助けを呼ぶときは笛が便利。笛を携帯電話やカバンなどにつけ常に携帯しておきましょう。

 〇懐中電灯・ヘッドライト 〇携帯ラジオ 〇電池 
 〇防塵マスク 〇軍手 〇飲料水 〇貴重品袋 
 〇スニーカー、スリッパ、靴下 〇シャツ、ズボン、防寒着
 〇笛 〇予備のメガネ 〇持病の薬 〇家族の写真

 

食料等の備蓄品の用意

食料の備蓄・3~7日分を目安に。(水は1人1日3リットル)
・食料の備蓄は、普段の買い物を少し多めにするか、もしくはローリングストック法
 (※埼玉イツモ防災の防災マニュアルブック参照)を参考に。
・車や物置の中に入れておくと安心。
電気やガスは使えなくなります。食料の調理をするためにカセットコンロは必ず用意しましょう。

 〇LEDランタン 〇ポリ袋 〇新聞紙 〇ラップ 
 〇水(3~7日分) 〇災害用トイレ 〇カセットコンロ・ボンベ 
 〇口腔ケア用ウェットタオル  〇からだふきタオル 
 〇非常食(3~7日分)

 

避難場所・集合場所等を家族で話し合い

防災マップ・家族の避難場所、集合場所を決めておく。
・防災施設を確認しておく。
・散歩をしながら、避難場所までの道を確認しておく。
・建物の倒壊などによる通行の遮断に備え、複数のルートを考えておく。

 《越谷市防災マップ》
 越谷市のホームページよりダウンロード可能
 https://www.city.koshigaya.saitama.jp/anzen_anshin/bosai/map/index.html

 

災害用伝言サービスの体験

災害伝言ダイヤル災害発生直後は、電話がつながりにくい状況となり、家族の安否が確認できなくなります。
災害伝言ダイヤル「171」を活用できるように事前に体験しておきましょう。

 体験利用日:毎月1日、15日
          防災週間(8/30~9/5)など

 

 

ご近所の方との防災対策(助け合い)

災害発生時の警察・消防(公助)による対応には限界があります。
阪神淡路大震災では64%の方が近所の方に助けられています。
日頃から隣近所の方とは挨拶をかわし、お互いに良い交友関係を築くようにしておきましょう。​ 

自主防災組織の設立

クワイエファミリー(全員)・「自分たちの町は自分たちで守る」という意識のもと地域住民が
 自主的な防災活動を行う組織
・越谷市では自治会単位で設立されています。
・市内の組織率は89.6%(世帯ベース)です。
自治会に加入していますか?
  加入の自治会は自主防災組織を作っているかを確認しましょう。

 

 

越谷市の備え(公助)

越谷市の備蓄品
  • 飲料水…耐震性飲料用貯水槽(容量100トン)の整備、市内22箇所(全国トップクラス) ※70万人分
  • 食 糧…アルファ化米、カンパン、クラッカー、粉ミルク ※約18万6000食の備蓄
  • 必需品…救急セット、毛布、仮設トイレ、発動発電機など
防災行政無線

正確な情報を伝達するため防災行政無線(固定系)を市内197箇所に設置しています。

  • 災害放送…避難勧告や避難指示、緊急地震速報などをお知らせします。
  • チャイム放送…夕方に「良い子のみなさん~」と放送をしています。防災行政無線の試験放送を兼ねています。
応援協定
  • 自治体間の応援協力(広域)
  • 中核市災害時相互応援に関する協定
  • 災害時における相互応援に関する協定(群馬県高崎市)
  • 災害時における相互応援に関する協定(福島県二本松市)
  • 自治体間の応援協力(埼玉県内)
  • 企業団体との応援協力(46団体)

 【出典】

  1. 災害への備え、家庭でできる地震・防災対策
    (越谷市役所 危機管理課)
  2. 地震調査研究推進本部
    http://www.jishin.go.jp/main/index.html

 【参考】

   埼玉イツモ防災(防災マニュアルブック)
   https://www.pref.saitama.lg.jp/a0401/itsumobo-sai.html

 

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もし竜巻が来たら…対処法をお届けします。
 

【編集後記】

越谷市役所危機管理課主催の講習会に参加をいたしました。
私自身は、「自分だけは大丈夫」という勝手な思い込みで全く備えていませんでした。
この講習を受けたことがきっかけに自助の大切さを感じることができました。
子どもを守ることができるのは親である自分の責任が大きくなるので、
家族のために準備を万全にしておかないといけないと思いました。
読者の皆さんにとっても考えるきっかけになればと思います。

越谷市役所の危機管理課では10名以上の市内在住・在勤のグループを対象に
防災講習会を無料で行っています。
子どもと一緒に講習を受けることができますので、子育て中のママを集めて、
講習会を行ってはいかがでしょうか?
また、埼玉イツモ防災の防災マニュアルブックは家庭で備える防災対策について、
とてもわかりやすく書かれていますので読んでみてください。

(2016年3月 byクワイエメンバー おだんご)
(2018年6月 byクワイエメンバー   マユ)

 

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