踊る阿呆に見る阿呆2015☆南越谷阿波踊り~ちょっと予習編~

踊る阿呆に見る阿呆2015☆南越谷阿波踊り~ちょっと予習編~

2015年7月13日

阿波踊りの看板 男踊り(2) 女踊り(1)
今年もやってまいりました、阿波踊りのシーズン!!
南越谷の夏、阿波踊りの夏、ですよ~♪

え?「ちょっと早いんじゃないの?」とおっしゃるそこのお方!
…確かにそうです、まだ梅雨も明けてませんね(^_^;)
じりじりと肌が焼けるような夏が来なくては、阿波踊りの血も騒ぎません!
ということで(?)、今回は一足早く、阿波踊りに関する予習をしてみましょう。
ちょっと知ると、「見る阿呆」がますます楽しくなりますよ~♪

阿波踊りの「連」ってなに?どんなメンバーがいるの?

阿波踊りの一つ一つのグループのことを、「連(れん)」と言います。
ここ南越谷には50以上の地元連がありますが、
本場徳島にはなんと!1000以上の連があるそうです\(◎o◎)/
連のメンバーは、「鳴り物」と「踊り子」に分かれています。

鳴り物の構成

鉦(かね)
「カン、カン」という高い音がひときわ目立ち、全体の指揮者の役目を果たします。
テンポを変えたり、「止め」を決めたり、責任重大!
鉦の直径は、10cm程度から25cm近いものまで様々。
銅製なので重いものは10kg前後あり、
それを片手で持ち、内側を棒で叩いて演奏します。

篠竹(しのだけ)で作られていてるので「篠笛」ともいい、メロディラインを担当します。
流し踊りで歩きながら吹くのは、実はかなり大変です。
三味線
チューニングをしても非常に音が狂いやすく、鳴り物の中で最も難しいと言われています。
湿気にも弱いので、雨は厳禁!
お天気を心配しながら、弾いています(^_^;)
締(しめ)太鼓
上下両面の皮を、麻紐で張り締めて調律する太鼓です。
大太鼓よりも軽く乾いた細かい音で、躍動感を出します。
大太鼓
その名の通り一番大きな太鼓で、重量は約10kgもあります。
迫力ある重低音担当で、観客をグイグイ踊らせます☆
その他
鼓や竹、樽などを取り入れている連もあります。

【鳴り物】笛と三味線 【鳴り物】締太鼓と大太鼓
笛と三味線 締太鼓と大太鼓
踊り子の構成

高張提灯(たかはりちょうちん)
踊りの先頭を、連の名前が書かれた提灯を持って踊り歩きます。
高張提灯は、いわば連の看板のようなもの。
竹竿に2個の提灯が付くのが一般的で、高さは約4m。
流し踊りでは、連の進むペースを調整する大切な役割があります。
男踊り
躍動感あふれる、迫力の男踊り。女性が踊ることも多いです。
衣装は、法被または男物の浴衣の裾をからげて着ます。
頭には、手ぬぐいで頬かむりをしたり、鉢巻をしたりします。
ちなみに頬かむりは、その昔、武士が身分を隠して踊った名残りだそうですよ。
お堅いお侍さんも、あのぞめきの音色には勝てなかったんですね~(*^_^*)
足元には、白い踊り足袋(底がゴム底になっている)を履き、
提灯やうちわを持って踊ることもあります。       
女踊り
艶やかでしなやかな女踊り。息の合った集団演舞が目を引きます。
上手な連になるとその一体感は、まるで「分身の術」を見ているよう!
手甲と笠を身に着け、足元には黒い利休下駄を履きます。
「あの下駄は痛くないの?」とよく聞かれますが、ええ、もちろん痛いです(キッパリ!)
でも、練習を重ねるうちに足が慣れ、楽しく踊れるようになります。
あの笑顔の裏には、文字通り血のにじむような練習があるんですね~。
子ども踊り
見ているだけでかわいい、子ども踊り♪
法被を着て、男踊りを踊ることがほとんどです。
女踊りを踊る、可憐な少女もいます。

子ども踊り 高張提灯
子ども踊り 高張提灯
男踊り(1) 女踊り(3)
男踊り 女踊り

阿波踊りの三大主流を知ろう!

しばらく踊り(特に男踊り)を見ていると、
各連ごとに少しずつ違っていることに気がつくと思います。
足を地面に擦るように踊っていたり、ぴょんぴょん跳ねている感じだったり。
実は阿波踊りには、大きく分けて踊りの主流「調(ちょう)」が3つがあります。
「お?この連は○○調だな」なんて見てみると、ちょっと楽しいですよ(*^_^*)

【1】のんき調
徳島の有名連「のんき連」さんからその名がつきました。
三大主流の中で一番古くから踊られており、
自由で人間味のある踊りが最大の魅力です。
特徴
背筋を伸ばしつま先を立て、腰をぶらさず、上半身は自由に、明るく踊る。
三大主流の中では最も朗らかな雰囲気を持つのが特徴。
起源
一説によれば、農民や商人の踊りからはじまったそうです。
民衆の踊りと呼ばれる阿波踊りの中でも、
すごく庶民的で親しみやすい雰囲気を持つのんき調。
農民の踊り」と覚えておくといいと思います。
南越谷阿波踊りの参加連では…
PO連さん、獨医連さん など。

【2】娯茶平(ごぢゃへい)調
徳島の有名連「娯茶平」さんから、その名がつきました。
特徴
腰を低く落とし、前傾姿勢。
スローテンポな「よしこの節」に合わせ、タメの利いた踊りをします。
地を這うような渋い踊りが特徴です。
起源
一説によれば、当時勢いのあった華やかな踊りに対抗し、
スローテンポで渋みのある踊りに振り切り一世を風靡したといいます。
また、戦後、鎮魂の意も込めて踊ったという話もあります。
その後、「網打ち(漁師の網を投げて引く動作を模倣したもの)」という踊り方が生み出され、
現在の踊り方が確立されたといいます。
漁師の踊り」と覚えるとわかりやすいと思います。

【3】阿呆調
徳島の有名連「阿呆連」さんからその名がつきました。
三大主流の中でも最も激しい踊り方をします。
特徴
前傾姿勢でリズミカルに、跳ねるように踊ります。
激しい男踊りは「暴れ踊り」とも呼ばれます。
手には提灯などを持つことも多く、手拭いで盗人被り(鉄火とも呼ぶ)をすることも。
起源
激しい暴れ踊りで定評があった阿呆連さん。
現阿呆連会長の山田さんが「武士の踊り」と呼び始めたことにより、
武士の踊りという認識が定着、現在に至ります。
南越谷阿波踊りの参加連では…
いなせ連さん、雅連さん、すまいる連さん など。

※上記三大主流に関しましては、
創作舞踊集団「寶船(たからぶね)」さんのブログTAKARABLOGより、
一部引用・転載、加筆をさせて頂きました。

掛け声を一緒にかけちゃおう!

踊り手が時々かけている、威勢のいい掛け声。
いくつかありますが、主な掛け声をご紹介します。

「踊る阿呆に見る阿呆
   同じ阿呆なら踊らにゃ損々
      エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイヨイヨイ」

「ひょうたんばかりが浮き物か
   私の心も浮いてきた
      浮いて踊るは阿波踊り」

「一かけ二かけ三かけて
   四(し)かけた踊りは止められぬ
      五かけ六かけ七かけて
         八(や)っぱり踊りは止められぬ」

「お先のお方にお負けなや
   わたしゃ負けるの大嫌い
      負けてお顔が立つものか」

クワイエファミリー(全員)

有名な「エライヤッチャ」は、「偉い人だ」という意味ではなく、
「大変な事だが平気だぞ」という意味だそうです。
大変だぁ~、でも何とかなるか、それっ、踊ってしまえ~!」といった感じでしょうか?
この他、その連ごとのオリジナルの掛け声もあります。
ぜひ一緒に大声を出して、盛り上がってください(*^。^*)

 

まだしばらく梅雨空は続きますが、
「踊る阿呆」たちはすでに猛練習の時期に入っています。
意外と「実はまだ見たことがない(^_^;)」というジモティーも多い、南越谷阿波踊り。
今回ご紹介した豆知識をちょっと頭の片隅に置いて、
ぜひ今年は「見る阿呆」になってみてくださいね♪
さあ、みんなでヤットサ~!!

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(2015年6月 byクワイエメンバー fika)

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