800匹のこいのぼり!「不動橋こいのぼりフェスティバル」
2014年6月4日
2014年4月29日、昭和の日。
相模町6丁目、元荒川にかかる不動橋わきの「相模町スポット広場」にて
「第11回不動橋こいのぼりフェスティバル<東日本復興支援イベント>」が開催されました。
どんより曇ったあいにくのお天気でしたが、大勢の人で賑わいました!
第11回 不動橋こいのぼりフェスティバル<東日本復興支援イベント>
このフェスティバルは大相模地区コミュニティ推進協議会が、
こいのぼりを大空高く上げ、子どもたちの健やかな成長を願い、地区まちづくり事業の一環として、
平成16年から開催しています。今年も昨年に引き続き、東日本大震災で被災した子どもたちへの
支援の一助として、義援金を募るイベントとして行われました。
元荒川の河面を飾るこいのぼりは、その数800匹!
さらに大相模中学校わきの用水路でも300匹が泳ぎます。
これらは同コミ協が購入したほか、地域の方からの寄付によるものです。
そしてひときわ目を引く、大きなこいのぼりの群れ!!
近隣の保育所・保育園・幼稚園・小学校、児童発達支援センターの子どもたちが描きました。
こいのぼりたちは3月半ばから飾られ、ゴールデンウィーク週の翌日曜日まで
約2か月間、大空を泳ぎます。
フェスティバル当日は、各種団体などによる模擬店が出るほか、
子供向けのアトラクションや近隣の小・中学校の演奏会などがあります。
フェスティバルの最後には、子どものいる家族へ「ミニこいのぼり」のプレゼントがあります♪
大相模中学校吹奏楽部によるコンサートの様子/ミニこいのぼり
昨年誕生した大相模地区コミュニティ推進協議会のキャラクター
「ひまりん」もフェスティバルに参加していました(^^)
イベント概要
約800匹のミニ鯉のぼりの他、大相模地区内外の保育所・幼稚園・保育園など(12施設)、
地区内の小学校2校の子どもたちが絵付けをした5mの鯉のぼりが大空を泳ぎます。
フェスティバルの最後に600家族の子ども達にミニ鯉のぼりをプレゼント!
- 日時:平成26年4月29日(祝) 午前9時40分~午後2時 ※雨天順延:5月3日(祝)
- 場所:不動橋・相模町スポット広場
※仮設トイレ2台、公衆トイレがあります。←混んでました。駅などでトイレは済ませておくとよいです。 - アクセス:朝日バス 『大相模不動尊』下車
※新越谷駅・越谷駅から出ています。新越谷駅の方が本数多めです。
※駐車場はありません。公共の交通機関をご利用ください。 - 主催:大相模地区コミュニティ推進協議会
- 問い合わせ先:大相模地区センター TEL 988-7370
当日の催し
- 小中学生による楽器演奏
- 子ども向けアトラクション
- パトカーの展示
- 模擬店など
大相模地区コミ協会長さんへインタビュー
クワイエ取材メンバーは大相模地区コミュニティ推進協議会、会長 戸巻 正さんに
インタビューを決行!親切丁寧に対応していただき、大感激でした!
大相模地区コミュニティ推進協議会会長 戸巻 正さん。終始にこやかにお話してくださいました!(^^)
大相模地区で「こいのぼり」を飾るようになった由来を教えてください。
もともとは「お不動様(※)」でしていたイベントで、5月の節句にあわせてやっていたお祭りです。
お不動様の檀家さんでは維持が難しいということで、コミ協が引き受けました。
こいのぼりは新しくコミ協が随時購入したものや、寄贈していただいたものです。
この会場だけで800匹、大相模中学校わきの用水路には300匹ほどを飾っています。
※お不動様:大聖寺 (大相模不動尊) 越谷市相模町 6-442
いつごろから準備をしているのでしょうか?この活動を通して地域が得たものなどありますか?
川面を渡す形にしたのは、いまから11年前になります。それまではありませんでした。
こいのぼりの設置は不動橋から一本のロープを引いて歩き、
向こう岸に引っ掛けて、輪の形に折り返す形で通すんですね。
慣れたもので、だいたい9時から始めて13時ごろには終わりますが、
こいのぼりは一匹、一匹を付けながらロープを張るんです。
大きいこいのぼりは、今年は6つ増えて、全部で14匹になりました。
草加からいらしてくれた幼稚園さんも参加したいとおっしゃってくださり、
地域の内外で広まってくれると嬉しいですね。
見にこられる方も毎年増えてきて、大きなお祭りになってきました。
-この大きいこいのぼりは買うんでしょうか?
コミ協の方で、まったく色がついていない、白いこいのぼりを準備します。
それに描いていただく形でお願いしているんですね。
あるところは一年前にお渡します。そして、夏の間に作るとおっしゃってました。
飾ったあとはお返しして、また来年用の無地のこいのぼりをお渡ししています。
ですので、この大きなこいのぼりは毎年違うものを見れるんですよ。
東日本大震災への支援取り組みについて教えてください
あしながおじさんのように、福島の特定の場所(越谷市に縁のある)
にいる子どもたちを支援しています。
役員会で毎年支援を行うかどうか決定していますが、
復興はまだまだですので当分やめる予定はありません。
-何名ぐらいのボランティアの方が手伝っているのでしょうか?
コミ協委員としては70名います。
あとは各団体(PTAなど)9団体の方がお手伝いしてくれています。
-キャラクター「ひまりん」について教えてください。
ひまりんは今年2年目になります。
名称を決める際は、地区センターで一ヶ月ほどの応募期間を設けました。
その中で応募多数だった「ひまりん」に決まりました。
キャラクターのデザインは、大相模のもうひとつのイベント「ひまわりフェスタ」からきています。
こいのぼりよりは、ひまわりがいいだろうと(笑)
ひまりんのストラップやキーホルダーもあるので、ぜひお持ちください。
ひまりんのストラップ&キーホルダー。
戸巻会長、お忙しいなか本当にありがとうございました~!
子どもを育てていると、地域に根ざすお祭りや
催しもののありがたさを肌で感じます。
子どもがいれば声をかけてくれる、様子をみてくれる、遊んでくれる…等々。
そうした関わりと見守りが、健やかな子どもたちを育んでくれるのでは、と思いました。
因みに。このフェスティバルの様子は、JCN関東(地上デジタル11ch)の
デイリーニュース【県東版】で5月5日(月)に放送されたそうです。
取材を終えて~編集後記~
開催が祝日ということもあって、なかなか行けずにいた「こいのぼりフェスティバル」。
念願かなって嬉しいです(^^♪
しかも裏話まで知ることができて、クワイエの取材冥利に尽きました(笑)
周辺には遊具のあるスポットがあるので、飽きた子どもを遊ばせつつ、
のんびりとこいのぼり鑑賞をおすすめします☆(れいなママ)
昔からのお祭りを生かして、地域と一体になって盛り上げているのを見て
地域の方々の存在が子育て世代には大事な存在!と改めて思いました。
こいのぼりがすいすい泳ぐように、子育ても地域とすいすい楽しく・・・
そんな想いを抱いた取材になりました!(マユ)
(2014年5月 by クワイエメンバー れいなママ、マユ)