手ぬぐい一枚と直線縫いで作る☆簡単エコバッグ(その1)

手ぬぐい一枚と直線縫いで作る☆簡単エコバッグ(その1)

2014年7月4日

100均手ぬぐいの数々 日本手ぬぐいと100均手ぬぐいの始末の違い

皆さんは、手ぬぐいって使ってますか?
少し前までは、「お年寄りのハンカチ」「お祭りのときに使うもの」…なんていうイメージでしたが、
最近はとても素敵な柄、カラフルな色のものがたくさん出回るようになりました。
ちゃんとした日本手ぬぐいは一枚1000円近くしますが、
100円均一のお店でも、かわいい柄のものがたくさん出ているんですよ~♪
(上:左側の画像は、全て100円均一のお店の手ぬぐいです。)
リーズナブルな分、手触りと吸水性はかなり劣りますが、
高い手ぬぐいと違い、四辺がまつってあるものがほとんどで、
切りっぱなしの部分がないため(上:右画像/左:100均手ぬぐい、右:日本手ぬぐい)、
実はちょっとした小物を作るのに、とても便利なんです!
(失敗しても惜しくないところも、個人的には嬉しい点です(^_^;))
今回はこの100均手ぬぐいを使って作る、「簡単エコバッグ」をご紹介します。

それでは作ってみましょう!

今回はこのピンクのパンダさん手ぬぐいを使います♪
今回はピンクのパンダ手ぬぐいを使います
(1)まず、表面を上にして広げ、長い辺を3等分に折ります。
  3枚重なった状態になりますので、上から「1枚目」「2枚目」「3枚目」とします。
手順2
(2)まず1枚目をめくり2枚目3枚目を縫い合わせます。
  矢印の線のところを直線縫いします。
  ガーッとミシンで縫っても、ちくちく手縫いでも、どちらでもOKです。
1枚目をめくります 直線縫い1本目
(3)次はもう一辺を縫います。
  今度は、2枚目をめくり1枚目3枚目を縫い合わせます。
  矢印の線のところを直線縫いします。
直線1本目縫い終わり 直線縫い2本目
(4)さあ、ここでもうミシンやお裁縫箱はしまっちゃってください!
  もう出来上がりなんです~♪まあ、なんて簡単なんでしょう!!
  中に手を入れて、くるっと裏返してください。
  こんな形になっているはずです。
裏返して完成!

さあ、使ってみましょう!

使う時は、上の三角の部分を左右から結んで使います。
品物を入れるとこんな感じになります。
こんな風に使います
ちなみに上の画像の中にどれくらいの品物が入っていたかというと…
こんなにたくさん入ります! 
こ~んなにたくさん入っていたんです!
なかなかイイ仕事してくれます、このバッグ。
たたんでも手ぬぐい一枚分、全くじゃまになりませんね。
しかも、「ちょっと飽きちゃったなぁ~」「やっぱり使わないわー」となったら、
縫い目をほどいて、また手ぬぐいとして使えちゃうのです、まあなんというエコロジーさ!
手慣れた方なら、10分ほどで出来上がりますので、
お子さんのお昼寝の合間やテレビを見ながら、ぜひ作ってみてくださいね♪

作り方のコツ

◎手順(2)と(3)の縫い合わせの際、輪と逆側の端は、
 袋にした時に出し入れ口になり、一番負担のかかる場所なので、
 特にしっかりめに縫ってください。
◎布地は、縦:横がおおよそ1:3になっているものなら大丈夫です。
 お手持ちの生地で試してみても良いですね☆
◎100円ショップの手ぬぐいには2種類あります。
 洋服生地のような、目が細かくさらっとした肌触りのものと、
 ふきんの生地のような、目が粗くざらざらした肌触りのものです。
 今回のエコバッグには、強度や持ち手部分の結びやすさの点から、
 前者の目の細かい手ぬぐいを選んだほうが良いと思います。
 (下の画像、左側が目の粗いもの、右側が目の細かいものです。)
2種類の100均手ぬぐい
 

 

いかがでしたか?
ふきんやハンカチ替わりとしてはもちろんのこと、
かぶったり巻いたり包んだりと、昔から様々に利用されてきた手ぬぐい。
今回は簡単なエコバッグとしてご紹介しました。
第2弾では、また少し違うスタイルのエコバッグを、
第3弾では、サッと被れる手ぬぐいキャップをご紹介しますね☆

手ぬぐい一枚と直線縫いで作る☆簡単エコバッグ(その2)
手ぬぐいで作る☆サッと被れる簡単キャップ

(2014年5月 クワイエメンバー fika)