袋山保育園に行ってきました!

袋山保育園に行ってきました!

2014年4月28日

保育園特集第2弾!

袋山保育園全景

今回は、袋山保育園にお邪魔してきました。
袋山保育園は北越谷保育ステーションも運営している越谷市の基幹保育園の一つです。
北越谷駅から北に約2km、4号バイパスから1本入った閑静な住宅街の中にあります。

2011年に完成した温かい色合の園舎は、とてもかわいい雰囲気です。

袋山保育園としての歴史は古く、今から33年前の1979年に設立されたそうです。
たくさんの子ども達を送り出してきた歴史ある保育園。新園舎の建て替えの際は、
卒園児からのリクエストで昔の建物の面影を残しながら、
安全で衛生的で先生達が過ごしやすく、
子ども達が夢を描けるようにと設計に1年半もかかったそうです。
33年の歴史と先生方の思いがたくさん詰まった保育園を取材してきました。

取材に対応してくださったのは、袋山保育園の鈴木百合子園長先生と
支援センターたんぽぽの若尾真理子先生です。

お忙しいところ本当にありがとうございました。
   

まずは、保育園内を見学しました!

太陽光発電 天窓 ルーフテラス
太陽光発電があり床暖房になっています  1階と2階に天窓とても明るい! 2Fサンルームでは、夏場に大きいプールを出します
相談室 エレベーター  
保護者とじっくり相談できる相談室があります  エレベーターは職員しか操作できません  
1歳児クラス 1歳児クラス壁紙 壁の光る星
1歳児の床はクッション性のあるパネルマット
汚れた場合は部分的に取り外せます    
壁の模様は、各年齢に合わせて変えています。喜びそうな絵にしています。    星の模様は暗くなると光ります。
お泊り保育を楽しくしてくれます。
年長組クラス 読書コーナー 廊下にある流し台
5歳児クラスは木の机と椅子。みんなの憧れ! 本棚には絵本がたくさん!    2階の窓は子どもが園庭を眺められる高さです
トイレ トイレ  
1・2歳児トイレは、先生が教室から見守られるようにガラス張りになっています   
給食室 給食 給食
給食室の中がのぞけるようになっています。   給食は園内の調理室で作っています
アレルギー食も個別にわかるようになっています。
毎日の給食が楽しみになりますね
(写真は3歳未満児用)

地域子育て支援センターたんぽぽも見学してきました

地域子育て支援センター「たんぽぽ」お知らせ支援センターのたんぽぽは、保育園に併設しているので保育園の園児と一緒に行事に参加できます。
クリスマス会など、申込みが多い行事は20組の定員を決めていますが、
基本的には開催している講座は「定員無し、予約無し」で行っています。
小さいお子さんがいらっしゃると、予約をしていても急に体調が悪くなることも・・・予約なしなら、気軽に参加できますね。
出席ブックが一人一冊用意されて子どもが自分でシールを貼らせてもらえます。

 

 

 

支援センターについて

一年中、園庭開放しているのですか?

支援センターは月~土8:30~日没まで園庭を開放しています。

どのような講座を行っていますか?

たんぽぽ親子講座、育児講座、大人のリフレッシュひろば、世代間交流などです。
大人のリフレッシュひろばでは、3月はエアロビクス教室をおこないました。
参加は無料で、お子さんをお預かりして(有料:500円)お母さんだけで受けていただいています。
サークル支援として、ママサークルを年5~6回で物作りを行っています。
また、出前保育を月に2回、大袋地区センター2階和室、せせらぎ公園、野鳥の森に出掛けして保育します。
公園にいる方に声を掛け一緒に遊びます。

講座の中でも「体育教室」が人気です。
保育園の子ども達も指導して頂いている専門の体育の先生に来ていただいて、月1回0才から鉄棒、跳び箱、マット、平均台等を教えてもらいます。
0才でもマットの上をハイハイしたり鉄棒を触ったりお家では出来ない体験が出来ます。2月は38組の親子が参加してくれました。

一時預かり事業について

おもに利用しているのは何歳くらいですか?

利用するお子さんは、1歳から2歳の利用が多いです。

毎月どのくらいの人数が利用していますか?

毎月30~40名が利用しています。

定員は何人ですか?

定員一日10名です。先生とのんびり楽しく過ごせるように心がけています。

トイレやお食事、お昼寝はしてもらえますか?

支援センター用トイレ(写真)を使用して、年齢に応じたトイレトレーニングをしています。

保育にあたり各自で準備するものはありますか?

着替え、おむつ、おしりふき、お手拭タオル、体温計、食事利用(エプロン、スプーン、お箸セット、)お昼寝利用(パジャマ)などです。
詳しくは、HPをご覧下さい。

支援センタートイレ←地域子育て支援センターのトイレ

ここからは、保育園について質問します

保育園について

現在の人数と各学年の子供の数、1クラスの人数と担任数をおしえてください。

めだか組0歳児クラス  9名(職員3名)
ぺんぎん組1歳児クラス20名(職員5名)
らっこ組2歳クラス24名(職員4名)
かもめ組3歳クラス28名(職員2名)
いるか組4歳クラス28名(職員1名)
くじら組5歳クラス28名(職員1名)

保護者会、もしくはクラス役員制度はありますか?

保護者会を廃止し、クラス役員制度もありません。特定の保護者との結びつきではなく、保護者全員と保育園が結びつきたいと考えたからです。
ですから、行事などは、保護者の皆さんにはお手伝可能な行事の希望を出していただき、当日だけお手伝いをしていただいています。
行事は出来るだけ保護者の皆さんが参加しやすいように土曜日に行っています。

どのような保育を心がけていますか?

友達同士も親子もその間に繋がるのは心と心です。
1人の人間として、人の心を感じ・考え・行動できる子どもに育てて送り出したいといつも思っています。
袋山保育園の卒園児は心が優しいと、学校の先生達からよく言われます。
袋山保育園の卒園児は、手伝いや掃除などを自分からすすんでしてくれるそうです。それを言われるとすごく嬉しいです。

保育の内容について

英語や音楽は取り入れていますか?

英語は「教える」まではやりたくないけれど、言葉に興味をもって欲しいと思っています。
勉強という形ではなく、園長が普段子どもと接している中で英語を使うことで、英語に触れ合い、子どもが喜んで興味を持つ。
そのような形でよいと考えています。
英語学習を苦痛にせず、楽しいものとして受けとめてもらいたいと思っています。
音楽は、歌、リトミック、楽器、メロディオンなどを教えています。4~5歳になると手話ソングなども覚えます。

保育園でも学習の時間はありますか?

昔は、「保育園は学習をしない」という考え方が一般的でした。
けれども、保育園でも最低限の学習をしないと、その子が小学校に入ったとき、同じスタートラインに立っていないことがプレッシャーになることがあります。
最初の第一歩に自信を無くし、そのことが一生繋がってしまう子も中にはいるかもしれない。一人でもそういう子がいてしまったらいけないと思っています。
ですから本園では30年近く前から、50音の読み書きが出来て、自分の名前が書けて、数字を理解できる学習はしています。
けれど、必要以上にやりません。学習には順序があります。理論があって裏付けがあって積み上げて初めて知識となります。
そういう教え方をしなかったら知識にならず、問題のかたちを変えられて出されたら出来なくなってしまいます。
それは、専門家である学校の先生だけが教えることができることなので、学校に任せるべきだと思っています。

お散歩で外にでることはありますか?

お散歩で外にでることは、よくあります。
外にでることは、交通マナーを学び、地域の方と触れ合い、花を摘みながら季節を感じ、外の世界を知る良い機会です。
近所の梅林公園をはじめ、足を延ばしてキャンベルタウン公園や野鳥の森など、遠くまでお散歩する事もあります。

行事について教えてください。

行事は子ども一人ひとりの成長を見てもらう場所です。行事もただやれば良いというものではありません。
子ども達の成長を保護者の方に見てもらいたくて、先生達は子ども達が精一杯の力を発揮しているのを親に認めてもらい、
いっぱいほめてもらえるようにと一生懸命やっています。
行事一つ一つを深く掘り下げて考え、これは何のためにやっているのか?なぜ必要なのか?ということをちゃんと捉えた上でやっています。
子ども達の成長とがんばりを見てもらいたいですね。

食事について

食育に力を入れているそうですが、具体的にどのような事をしていますか?

旬の食材を見せたり、毎月親子で取り組んで楽しめるテーマを決めて感想などを寄せてもらっています。
3歳以上のクラスではあえて子供が嫌いな野菜や喜びそうな野菜を育てています。自分達が関わることで苦手な野菜を食べられるようになる子もいます。
また、栄養士のもと旬の食材を給食のメニューに入れるのはもちろんですが、
毎日給食サンプルを展示したり、その日の給食のレシピを用意したり、試食会をしたり、
家庭でも食に関心を持ってもらえるような取り組みをしています。
他にも4歳児は包丁を使わないでできる料理、5歳児は包丁を使う料理を毎月しています。

ホットケーキ 給食レシピ 食育通信 食育掲示
取材の日が、
ホットケーキ作りの日でした
給食レシピ 食育の掲示板にはいろいろな情報が載っています

お弁当の日はありますか?

お弁当は月に1回あります。子どもたちは、給食とは別の喜びがあるようです。保護者の方もいろいろ工夫して作ってくれています。

子どもの好き嫌いにはどのように対応していますか?

食べ物の好き嫌いは、無理に食べさせるのではなく、まずひと口から始めます。負担にならないように、ゆっくりすすめるようにしています。

アレルギーについてはどのように対応していますか?

アレルギーのあるお子さんをお持ちの保護者に対して、年3回保護者、担任、栄養士、看護師で相談会を設けて
家庭でどんな物を食べられるようになったか、状況を確認しながらすすめています。
アレルギーの薬も緊急時に必要な子の場合は預かって看護師が対応をしています。

健康支援について

保育園で力を入れている子供の健康のために行っている取り組みはありますか?

毎日、乾布摩擦をして、冬でも出来るだけ薄着で過ごせるように心がけています。
また、厚生省の感染症に関するガイドラインを全家庭に配布して、各家庭でも対応できるような情報を伝えるようにしています。
インフルエンザの流行のピークとされる1月から全員にマスクの着用をお願いしています。
もし12月に感染した子がいたらその時点から着用開始します。マスクの効果はありますね。
流行期間の10月~3月の間全体で10人超えたことはありません。
 

保護者とのコミュニケーション

コミュニケーションはどのように行っていますか?

保護者の希望する日に、一日保育士の体験ができる「一日保育士体験」というものがあります。
子どもが保育園でどのような生活をし友達とどの様に関わっているのか先生はどの様な保育をしているのかを見て、
「子ども」というものを知り、その関わり方を体験してもらっています。参加すると、同年齢の子どもを一緒に見ることで安心するそうです。
お父さんも積極的に参加してくれています。自分の親が来てくれることで子どもは喜びます。
他の子を抱っこして焼きもちをやく子もいますが、他の子と一緒に自分の子も抱っこしたり、自分の子だからと気を使わないでいいですよと伝えてあります。

子供同士のトラブルはどのように対応していますか?

子どもがケガなどした場合は直接保護者と話をしています。もし話せなかった時は夜に電話で伝えます。
子ども同士のケンカは両者に事実を伝えて、いけなかった子どもの保護者から謝りの電話をしていただくなど、
子どもには両者の言い分を十分に聞いてあげ、両者が納得のゆく解決をできるようにし、
保護者にも両者に公平にありのままをきちんと伝えるということを大切にしています。

保護者への保育園選びのアドバイス

園選びのポイントについてアドバイスをお願いします。

HPなどでうたってある事柄だけを見て選ばずに、実際に訪問し子ども達や先生の様子や雰囲気を見ることが大事だと思います。
うたっていることが実際きちんとされているか、確認した方が良いと思います。

幼稚園にない保育園の良さはどんなことですか?

赤ちゃんから小学校入学するまでと長い成長の過程を全職員が全園児と関わっている。
家よりも長い時間ですから、ひとりひとりを理解してもらえるという点、
子ども同士、子どもと先生、子どもと親、親と子どもと先生の心の絆がとても深いということだと思います。

子育て中のパパ・ママに向けてメッセージをお願いします

「楽しんで!」ですね。ただただ子育てを楽しんで欲しいと思います。
大事なのは時間の長さではありません。短い時間でも凝縮された良い時間を子どもと持てたかが大事です。
子どもと一緒に遊んで、ふざけて、笑っていれば、子どもの可愛さがもっと感じられ、もっと愛情が湧いてきます。
自分自身も面白いと感じられる体験を親子で沢山して欲しいです。
何か買ってあげることではなく、一緒に触れ合って遊ぶことが、子どもにとって一番嬉しいことです。
少しの時間でも親と一緒にいられるのは子どもには最高に幸せなことです。
いくら先生達が愛情を注いで可愛がっても親には敵わないです。
子どもには親が一番だということをパパママには知って欲しい。そんな幸せなことは無いと思います。

そして今は昔に比べて、お父さん達が随分協力してくれています。
家庭の形としてお父さんお母さんが協力している姿を見ている子どもは幸せに育っていくと思います。
たとえ、ひとり親であっても、子どものために親が頑張ってくれている姿は子どももきちんとわかっているし、同じ嬉しさや幸せを感じているはずです。
自信を持って子どもを抱きしめてあげて欲しいです。

編集後記

支援センターの先生からはエネルギッシュな元気を貰い、
園長先生からは思いやりの温かい気持ちを貰う取材でした。
子どものことだけでなく、親に対しても気遣いのある保育園でしたので、
在園児の親子さんは、きっと楽しい保育園生活を送っているんでしょうね!(マユ)

建物の設備から対応まで子ども達や保護者への様々な配慮が感じられました。
保育目標に「やさしい心をもちましょう」とあるように「心」を大切にしていることが、
園長先生のお話からとても伝わってきました。
廊下で元気に挨拶してきた園児達の姿が印象的でした!(ゆきだるま)

まずは、園長先生の長年に渡る幼児教育への熱意や理想が、施設の至る所に現れていることを感じました。
そして、それをより具現化する為のカリキュラムが、様々な角度から行われていることが素晴らしいと感じました。
写真やメッセージの中から、お伝えできれば嬉しいです。(やまぴー)

取材を通して、園長先生をはじめ保育園の先生方の愛情一杯の温かい「心」を感じました。
働きながら子供を育てる親にとって、家族のように一緒に寄り添ってくれる先生方の存在は、
何にも代えられない心強い支えになるのではないかと思います

そこにいるだけで心がホッとする。そんな素敵な保育園でした。
(ヒヨコ)

 

袋山保育園・地域子育て支援センターたんぽぽ

●住所 〒343-0032 埼玉県越谷市袋山1956-1
●電話 048-975-8065 (たんぽぽ専用:048-979-0520
●保育時間 平日   8:30~16:30 (延長保育 7:00~19:00) 
        土曜日 8:30~12:30 
(延長保育 7:00~19:00)
●ホームページ http://www.kinder.ne.jp/~fukuroyama-n/index.html

(2014年4月 by クワイエメンバー マユ&ゆきだるま&やまぴー&ヒヨコ)

 

地図