「こしがや田んぼアート2013」を振り返ってみよう!

「こしがや田んぼアート2013」を振り返ってみよう!

2014年2月19日

皆さんは、「こしがや田んぼアート2013」をご覧になりましたか?
リユースの展望台から「ガーヤちゃん」「ウルトラマン」がキレイに見えていました!

 

   7月8日の田んぼアート 
              2013年7月8日の田んぼアート
 
田んぼアートをご存知ない方はぜひ
関連記事 : 「こしがや田んぼアート2013」をご覧ください~
          
 

「こしがや田んぼアート2013」 イベント内容 
 田植え 5月26日(日)  
 納涼祭 8月3日(土) ウルトラマンショー、スタンプラリー、縁日
 スタンプラリー 7月14日(日)~9月16日(祝)  
 稲刈り 10月6日(日) ガーヤちゃん、バルタン星人登場
 お米配布 11月30日(土)、12月1日(日) 産業フェスタにて田んぼアート参加者へお米配布
 感謝祭 12月7日(土) わら細工体験、つまようじアート、 もちつき体験

田植え  収穫祭 収穫祭にガーヤちゃんが来ました
              田植え                   収穫祭            収穫祭にガーヤちゃん登場     


「こしがや田んぼアート2013」を振り返ってみて
イベントはどうだったのか?  2014は開催されるのか?etc
主催者の越谷市観光協会と実行委員の方々に聞いてみました。
さらに「越谷市」の2013年も振り返ってみました!ぜひ読んでみてください~

こしがや田んぼアート2013はいかがでしたか?

お話を伺ったのは、こしがや田んぼアート実行委員の松本さんです。
田んぼアート実行委員の松本さん

Q1.今年の稲の生育はいかがでしたか?

気温が高かったので、黄色の品種では生育が早く、アートの見頃が予定よりも早かったようでした。
また、夏の暑さの影響で、雑草の伸びも早く、文字の部分に雑草が掛かったところもありました。

気候の影響で例年より生長期間が短かったため、出来上がったお米は若干小粒でした。

Q2.リユースの来場者数は?

日曜日の特別公開日7日間で2,336人。8月は約4,000人。6月から9月まで約8,000人でした。

Q3.スタンプラリーの応募総数185人の中から23人の方が当選されましたが、
  参加者数はいかがでしたか?

約3,000枚用紙を配布して185名の応募がありました。
スタンプラリーで回る箇所は6カ所あり、全ての箇所を回る参加者も多く、
予想よりも沢山の方に参加していただけました。
スタンプラリーは入場料有料の場所もありましたが、
それは、田んぼアートを見て越谷市内を巡ってもらうというねらいもあったからです。
今後は、地域活性として市の施設以外の商店街や店舗などとも連携して、
田んぼアートをご覧になった方に何か特典になるような仕組みが
出来たら良いと思っています。

Q4.感謝祭でのわら細工体験は何を作りましたか?

講師に来ていただき、しめ縄、亀、馬、小物など何種類か選択で作成しました。
子ども達はつまようじアートも行っていました。


ワラ細工体験 ワラ細工講習 つまようじアート
       わら細工体験               わら細工講習                 つまようじアート

Q5.感謝祭のもちつきで使用したもち米は田んぼアートのどの部分ですか?

田んぼアートのガーヤちゃんの頭やネギの濃い緑色の部分です。
「アクネモチ」という品種になります。

ガーヤちゃん もちつき もち
アクネモチの部分を見つけてね↑       もちつき体験                 つきたてのおもち

Q6.産業フェスタで田んぼアート参加者へお米が配布されましたが、
  そのお米は田んぼアートのどの部分ですか?

田んぼアートの絵柄や文字以外の下地の緑色の部分です。
「彩のかがやき」という品種になります。
絵や文字のふちの周りまでは、機械で刈り取ることが出来ますが、
絵や文字の部分は手で刈り取らなければいけないので作業の手間はかかっています。
収穫したお米の一部は、田植え作業の報酬として参加者に配布しました。

Q7.食べられない稲はどうしたんですか?

本当は種を採取して翌年に使いたいのですが、こちらでは勝手に品種を作れないという規定があります。
そのため、稲を刈り取らず、そのまま枯れさせて、処理をしました。

Q8.こしがや田んぼアートについてどのようにPRしましたか?

全国田んぼアートサミットが一昨年は青森県田舎館村、昨年は愛知県安城市で行われました。
そこでPRしたり意見交換することで全国へ向けて発信しています。パンフレットが作られていて
全国の有名な田んぼアートと一緒に掲載されているのでPRになっています。

『全国田んぼアートサミットinいなかだて』
http://www.vill.inakadate.lg.jp/docs/2012072300023/

『全国田んぼアートサミットinあいち・安城』
http://www.katch.ne.jp/~nihondanmarku/2013/summit.htm

また、今回はウルトラマンを描いたので、円谷プロのホームページに発表していただきました。
そのおかげで、インターネット上で多くの方に見ていただけて、知名度がアップしている感触はありました。

Q9.越谷での田んぼアートサミット開催予定はありますか?

越谷は観光地ではありませんし、宿泊施設が無いため、
サミットで集まる多くの方をおもてなしするのは、今のところ難しい状況です。
将来的に、東京オリンピック開催で来日した海外の方達にも来ていただけるような
方向になれば良いですね。
越谷は都心から近いですし、交通の便も良いので可能だと思います。

Q10.改めて田んぼアートの面白さは何ですか?

近くで見ると黒かったり、黄色かったり絵には見えないけれど、
離れて上から見ると絵がハッキリ現れるそのギャップが面白いです。
毎年、測量組合が細かい図面落としや丁寧な作業をしていただいているので、
とても良く絵が出ていました。
越谷の田んぼアートは、都心からの交通の便も良く、
田んぼアートを眺めるための展望台(リユース)もあり、
とても恵まれている環境だと思います。

田んぼアートを近くで見ると
近くで見ると絵がよく分かりません

Q11.田んぼアート2014は開催予定ですか?

開催予定です。
4月から越谷市観光協会が社団法人になるので、今までのような形で継続出来るのか検討しています。
そこで、2014年の参加者募集についてですが、遊び要素の強いイベント型ではなく、
区画を割り当てて各自が責任を持って作り、管理する参加型での募集を検討しています。
各自がプランターで担当する種から育て、苗にし、アートを完成させるという
参加者に使命を与えることで、作業の楽しさを体感して貰い、
参加して一緒に作り上げる側になっていただきたいです。
作業対価としては、お米で還元します。
そして2~3年後には、こういうアートを作っていこうとか、こういうPRをしていこうとか
地域資源を活用した観光部と事業部を分けて運営していく
田んぼアート組織にしていきたいと考えています。
田んぼアートという観光資源を作っていくので、観光協会で補助金を出し、
田んぼアート組織が独立出来るように動いてもらいたいと思います。

田んぼアート2014開催に向けての抱負を聞かせてください

5年目に入るので今までと違った形の方向性を見出して、
それに対して本当の田んぼアートを作り上げていく準備の年にしていきます。
参加者に責任を持ってやってもらったほうが面白いと思います。
「田植えをしている」と言うと農業だけの一面になりますが、
「田んぼアートを作り上げている」と言うと、地域資源を作っている、
農業を体験しているなど、くくりを全部含める多面性が出てきます。
継続して行っていくためには若者の力も集めたいです。

4月の広報に「田んぼアート2014」について掲載される予定です。
新規の参加者を募集するかどうかについては、2013とは方向性が変わり、現在検討中とのことです。
詳細は4月の広報でぜひご確認ください。

越谷市の2013年を振りかえってみよう!

越谷市に精通しているお二人、
越谷市観光協会の松嶋さんとこしがや田んぼアート実行委員の松本さんから
越谷市の2013年についてコメントをお願いしました。
実行委員の松本さんと観光協会の松嶋さん

9月2日に発生した越谷市の竜巻について

田んぼアートの実行委員の中に被害に遭った方がいて、
ちょうど田んぼアートに関係ない時期だったので、みんなで片付けに行きました。
その他にもボランティアに参加し、片付けを手伝いに行きました。
東日本大震災を経験した宮城県石巻市の牡鹿ボランティアが竜巻のあったその日に来ました。
経験を生かした迅速な行動をされていたことを知り、自然の災害を防ぐことは難しいですが、
起きた後に何をすべきかを準備しておくべきだと学びました。

7月27日(土)花火大会について

20回目の記念の花火大会でしたが、雨天のため初の中止となりました。
今回の花火大会はどこの会場もいろいろありました。
越谷の花火大会はセレモニーを行うことが出来ましたし、
中止を決定した後は市役所や中央市民会館のフロアを開けて、
雨宿りができるなど対応が早く、怪我人などが出なくて良かったです。

~~使用する予定だった花火はどうしたんですか?

処分されるか、他の花火大会に使用されるか花火業者にお任せしています。
花火は用意している物なので、打ち上げても、中止になっても損害ということにはなりません。
花火大会のチケットを売っていないので中止になったことで払い戻し等が発生しないからです。
もし延期して、会場の設置や花火師に依頼することになればお金が余計にかかってしまいます。
残念ですが、中止せざるを得ません。

~~自然相手のイベントは大変ですね!!

田んぼアートの稲刈りも雨天では稲が完全に寝てしまうと中止します。
但し、稲の状態を見て雨天でも決行して一部分だけでも稲刈りが出来たらイベント成立にします。
準備してても当日まで天候がどうなるか分かりませんのでリスクは大きいです。

越谷ナンバーの導入決定について

現在、陸運局が春日部市にしかないので、今後越谷市に出張所を設けて、
越谷市内で車の登録が出来るようになると便利ですね。

越谷市公式HP : ご当地ナンバー「越谷」の導入が決定!
http://www.city.koshigaya.saitama.jp/kurashi/seikatsubouhan/oshirase/gotouchi_number.html

ガーヤちゃんゆるキャラランキング720位 (昨年287位)

ゆるキャラが流行っていますが、ブームは2~3年くらいで終わってしまいます。
興行収入をあげて活動すると色々大変な事も起こります。
ガーヤちゃんは越谷市の住民票をいただいて越谷市で活動しているので地味でいいと思っています。
いるのが当たり前な存在で良いのではないでしょうか。

新しいイベント「日光街道越ケ谷宿第1回宿場まつり」&「第1回越谷バー・バル・バール」

宿場まつりは、東武沿線の日光街道の宿場町がおまつりを行っています。
スカイツリーが出来たことによって中間地点の越谷も越ヶ谷宿をPRする機会になりました。
宿場まつりもバー・バル・バールも越谷駅付近の商店街を盛り上げ
地域活性につながりとても良いと思います。

越谷の町並みについて

レイクタウンのような今どきな町並みがあったり、昔ながらの町並みがあったりして、
のんびりできるような二通りの風景のその先に田んぼアートがあったり
色々な所があるのが理想です。
ウッドデッキイベントでは行政がこういうものを作りたいという希望があって、
どうすれば良いかは民間や商工会、団体
、企業が関わって活動してきました。
川から道路を挟んだ向こうのビルの下に江戸の屋根が出ているようなお店がずらっと並んでいる、
そんな所が出来ればウッドデッキが活かせるのではないかと思います。

今後はイベントだけでなく、くつろげる環境を行政サイド含め
みんなが
一緒になって考えないと上手くいかないと思います。

取材風景

イベントと観光について

観光と地域コミュニティが一緒になってきたので、
観光として捉えたイベントなのか? 地域のイベントなのか?
目的を分けて考えていかないといけないと思います。
市が補助金を出しているのでそれを活用していく方法を考える必要があります。
経済効果を生むためには、町の中の経済だけでは無く、
外からの経済が入ってくるような仕組みが大切です。
そうしないとイベントを行っても地元の人が楽しむ場だけで終わってしまいます。

越谷にはいちご、桜、田んぼアートがありますが、それぞれ期間が決まっています。
イベントを資源として捉えて、
町全体で連携をはかって年間を通して楽しめるようになると良いですね。

今後イベントを継続していくために

目的とかたちが見えてこないとイベントをやっている次世代の若者達は離れていってしまいます。
イベントを行うのは楽しいけれど、大変です。
大変な所をどうやっていくかを学んでいって欲しいです。
お金で業者にお願いする所とお金をかけても良いものにならないと思えば、
自分が時間を作ってやってみようとか、そういうことが分かってくれば良いものが出来きてきます。
今のイベントは専門家に任せてお金をかけてやってるものが多いのではないでしょうか。
田んぼアートは5年目に入り、イベントを仕掛けてそのままでは何も変わりません。
行政を巻き込んで、市民も巻き込んでもっと皆が潤える環境にすれば、
色々なアイディアや可能性が出てくると思います。
そうすればやってきた意味が出てくるでしょう。
次世代に繋げるためにこれからも進めていこうと思っています。


            エミューさん        くわっピ~        カモさん      

 

【関連サイト】
東埼玉資源環境組合(リユース) http://www.reuse.or.jp/
Facebook 越谷市こしがや田んぼアート https://www.facebook.com/koshigaya.tanboart
Facebook 越谷鴨ネギ鍋ガーヤちゃん https://www.facebook.com/koshigaya.kamonegi

※記事中の画像は、
越谷市公式ホームページ,
Facebook 越谷市こしがや田んぼアートより引用させていただきました。

編集後記

今後、田んぼアートによって越谷市がどんなまちになっていくのか?
たくさんの可能性を持ったイベントだと思いました。
特定の人達だけの力だけではなく地域みんなの力が必要とされています。
前回に引き続き、記事を読んで少しでも地域活動に関心をもっていただけたら嬉しいです^^ (ゆきだるま)


田んぼアートによって街が変わっていく原動力になるかもしれませんね。
住んでいる人が住んでいる街を元気にし、違う街からの訪問を歓迎し、
より街を活性化していけると嬉しいですね。
小さな原動力ですが、クワイエを通じてそんな役目ができるよう頑張ります!!(マユ)

(2014年2月 by クワイエメンバー ゆきだるま,マユ)

地図

こしがや田んぼアート2013