こしがや田んぼアート2013

こしがや田んぼアート2013

2013年7月9日

皆さんは、田んぼアートを見たことはありますか?
越谷でも田んぼアートが見られるんですよ!
今年で4年目の今回は「ガーヤちゃん」「ウルトラマン」が越谷の田んぼに現れています。

   7月8日の田んぼアート 
              7月8日現在の生育状況
 

そもそも田んぼアートって何??と思っている方いますよね。

田んぼアートとは・・・
お米を作るのが基本であって、「色のついた苗を育てて絵を描きましょう」というのが田んぼアートです。
中には、食べられないお米もあります。それは、田んぼアートを実施していく中で、
色のついた苗が必要で品種改良し、観賞用として作られたお米だそうです


では、こしがや田んぼアート2013とはどのようなイベントなのか?
田植え体験談、主催者の越谷市観光協会と実行委員の方々のお話をぜひ読んでみてください。
後半には田んぼアートをさらに楽しめるイベント情報もありますよ。

田んぼに入りました


526日(日)に190の参加者が集まり田植えを行ないました。
我が家は家族3名で参加しました。担当はガーヤちゃんのお鍋の部分でした。
パパは田植え経験者ですが、私と子どもは初めてでドロドロの田んぼの中を歩くのはかなり大変でした。
周りを見渡すとアレっ? 参加者のみなさん手際が良い!
4年目ともなるとリピーターも多く参加していました。
作業を終えて昨年収穫されたお米で作ったおにぎりをいただきました。
お米がとても美味しかった~お米作りに参加できたことに喜びを感じたひと時でした。


2013年田植え 尻もちをついた   おにぎりを食べる
目印のロープに沿って田植え     田んぼで尻もちをついた   おにぎりが美味しかった~

 

こしがや田んぼアートについて聞いてみました

お話を伺ったのは、こしがや田んぼアート実行委員の松本さんです。

Q1.田んぼアートを始めたきっかけは、何ですか?


商工会青年部で鴨ネギ鍋というブランドをやっていた時に合鴨農法をしている方から
田んぼアートをやってみてはどうか?という話になりました。

ごみ処理場リユースの展望台に行ってみると、見事に広大な田んぼがあって、
ここにガーヤちゃんを描けるのでは?と思いました。

農業に関心をもってもらいたい、農業は単純なものではないことを知ってもらいたい。
鴨ネギ鍋が農商工連携であったので、田んぼアートも連携できるのでは?
それが始めたきっかけです。

Q2.第1回目(平成22年度)参加人数は、どれくらいでしたか


第1回目の田植えでは、約50~60人が参加。稲刈りでは、再募集し約80人参加しました。
農園を利用している人や農業に興味がある人、合鴨農法の田植え体験をされている人などに
声を掛けて一緒に参加してくれました。お子さん連れの家族も参加していました。

Q3. 第1回目の田んぼアートは、どんな感じでしたか?


田んぼを3反ほどお借りして「こしがや」「2010」「ガーヤちゃん」を描きました。
本当に絵が出るのか分からなかったです。手書きで描いた絵柄をCADで設計図にし、
設計図を基に稲穂になった時、絵柄がしっかり出るようになるためのポイント打ち作業が重要でした。
ポイント打ちは、測量組合にお願いしました。
測量組合の方々も技術を広めたい、
測量を何かで
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できればというのがきっかけで協力してくださいました。
ガーヤちゃんの
くちばしの黄色い稲は東北で作られた品種です。
展望台からくちばしの黄色が見事に出たのを見た時はこれはすごい!と思いました。

    田んぼアート2010    
    2010年 第1回目 鮮やかな黄色いくちばし~

Q4.田んぼアートの絵柄は、どうやって決めていますか?


2年目(平成23年度)の時、JAが家の光出版から取材があるということで出向きました。
そこで全国に田んぼアートを広めたいという企画「田んぼアートプロジェクト日本」の話をいただきました。
日本はアニメ文化なので、絵柄にアニメを取り入れようと思い立ち、
その当時「ゲゲゲの女房」の放映もあり、第2回目の絵柄は「ゲゲゲの鬼太郎」でした。

    田んぼアート2011 田んぼアート2012
          2011年 第2回目                2012年 第3回目

Q5.田んぼアートの参加者は、田植え以外に何かやることはありますか?


田植え以外には、稲刈り、採れたお米で餅つきをする感謝祭、採れたワラで稲細工等をします。
農業だけやっても楽しさを伝えられないので、お米を活用した企画も行っていて、
1回目(平成22年度)は、夏にワラに火をつけて虫追い体験をしました。

   収穫祭2011 虫追い2011 稲細工「亀」
          
2011年の収穫祭              2011年の虫追い              2011年の稲細工「亀」

Q6.実行委員の本業が忙しい時期、協力への呼びかけはどうしてますか?


農作業に関わっている方々は、全てボランティアです。
本業が忙しい時は、商工会の仲間、JAや業者の方々にお願いしています。
稲の病気、天災など生育のメンテナンスは越谷グリーンクラブを中心に行なっています。

ポイント打ちに関しては、測量組合4社が2日間程度で作業してくださっています。
個人的には、時間が空いている時や合い間合い間で、田んぼアートに関する作業を行なっています。

    測量 下絵
  
                      2012年の測量             杭とヒモで下絵を描く

Q7.田んぼの所有者は誰ですか?


所有者は、越谷地域の方や東京在住の方など様々なので、直接お願いに行って借りています。
お米を作っているわけですから、「農業をやる」というかたちでお借りしています。
初回は絵も実績も無かったので、インターネットから田んぼアートの雰囲気が分かる画像を
見せながら説明をしましたが、なかなか理解してもらえなかったです。
賛同を得た地元の農家も説明する時に一緒に回ってくれました。
田んぼの一部は入れ替わった場所もありますが、初年度に借りた田んぼを毎年借りています。

Q8.収穫したお米はどうしますか?


採れたお米でお餅つきや参加者に配布しています。
食べられる黒いお米は、何か活用できないかと考えています。
産業フェスタで埼玉県立越谷総合技術高等学校食物調理科を知り、
授業でメニュー開発を行なっています。 
作って収穫するだけではなく、収穫したものを活用する方法もちゃんと考えています。 

Q9.記事を掲載することで子どもの参加者が増える可能性がありますが、良いですか? 


 リピーターが40~50人いますが、その人達が小さい頃から参加して、
何年か後にプロフェッショナルになっていくんです。
そういう人達が増えていくと田んぼアートはすごく上手にできていきます。
ぜひお子さんも参加してください。 

Q10.遊びイベントとして参加して良いですか?


自分達が子どもの頃は、田んぼにはザリガニや微生物など色々なものがいて、
ドロドロになりながら捕ったりしていたので、今の子ども達にも興味を広げてもらいたいです。

大人に対しても子どもに対しても、あくまでも農業、
しっかりみんなで作業しましょうとお願いしたいです。
でも、空いている時間に虫取りあみやかごを持って、田んぼを探索してください。
農業をする時と遊ぶ時とメリハリを付けてもらえれば良いです。

Q11.大きなプロジェクトですが資金はどうしてますか?


観光事業としてとらえているので、それを目的に今のところは越谷市から補助金を受けています。
また、参加者から参加費をいただいています。
しかし、自立していくことを考えなければいけません。
この先、田んぼアートに価値があれば入場料をいただくかもしれません。

Q12.今まで3回イベントを行なってきて越谷市や市民に何か変化はありましたか?


越谷でもこういうことが出来るんだと感じていただけているのではないでしょうか。
田んぼアートが始まって、リユースの展望台の利用者が増えました。
商工会では、学校の出前授業を行っています。鴨ネギ鍋と田んぼアートについてお話します。
その時に、
以前よりも田んぼに関して勉強していたり、学ぼうとしている姿が見受けられますね
田んぼアートによって、稲の成長過程を絵で見られるのです。
農業に関しての捕らえ方が変わったと思います。
 

リユース 2013年6月12日生育状況 2013年6月18日生育状況
  展望台があるリユース           6月12日 まだ絵が現れない   →→→  6月18日 うっすらと絵が現れてくる

Q13.田んぼアートイベントに期待することは何ですか?


農業に関心を持ち理解してもらいたい。地元越谷を知って欲しい。
観光資源として経済効果が生まれ町が潤うことです。

Q14.今後もこのイベントを継続していきますか?


継続して行きたいです。第1回目(平成22年度)では、NHK・首都圏ネットワークの天気予報に映像が30秒出ました。
地域の人達が越谷ってこういうことやっているんだって広まって関心をもってくれることが大事です。
僕らが始めたけれど子ども達が大きくなって興味がかったら続かないので
子ども達が大きくなっても参加していけるようになっていれば、継続できると思います。
そのためには、田んぼアートのことを地域に伝えて、皆さんに知ってもらいたいです。

田んぼアート取材写真01
田んぼアート実行委員の松本さん

越谷市観光協会について聞いてみました

お話を伺ったのは、こしがや田んぼアートを主催している越谷市観光協会の松嶋さんです。

Q1.越谷市観光協会はどんな仕事をされている所ですか?


越谷を知ってもらうために市外からのお客さんを呼ぶのが仕事です。
夏の花火大会、田んぼアート、越谷ハイキング、日光街道を歩くハイキング等を企画しています。
昭和55年から役所わきの葛西用水中土手にチューリップを植えて管理しています。

花火大会  チューリップ
      
花火大会            チューリップ(見ごろは4月頃)

Q2.越谷市とは、どんな市?


埼玉県南東部の中核都市として発展をしています。
南東部の
51草加市越谷市八潮市三郷市吉川市松伏町)でまとまることも多く、
その中では中心に位置するのが越谷市です。

しかし、草加せんべい」,松伏町は「石川遼さん」,春日部クレヨンしんちゃん」など
近隣には目立つものが多く、越谷は・・・・・・ 
何も無いと思われてますよね。
  でも、実際には良いところがたくさんあるのです。でも、アピールが下手だと思います。
東武スカイツリーラインを使えば、東京メトロに乗り入れていますので、
乗り換えなしの
1時間程度で、都内に足が延ばせる利便性のある街です。

Q3.越谷市の自慢できるものは何ですか


特産物としては、クワイねぎ,いちご,チューリップ。工芸品としては、越谷だるまなどがあります。
越谷市内の小学校では、地元っ子を育てるカリキュラムがあり、学校でクワイやねぎを育てたり、
だるま工場へ見学に出掛けたりしています。
子どもに越谷のことを教えることで、地域の活性化に繋がります。

田んぼアートのことで言えば、小学校の越谷市について勉強する教材の表紙は、
田んぼアートの画像が使用されています。

Q4.越谷市のオススメの観光スポットはどこですか?


日本庭園「花田苑」,日本文化伝承の館「こしがや能楽堂」,キャンベルタウン野鳥の森,
葛西親水緑道などがあります。
葛西用水では
ウッドデッキが完成し、そこでのイベントをスポットにしようと企画しています。
何か見せようとしているのではなく、自然体が観光スポットになると良いですね。

Q5.越谷市観光協会の企画で人気があイベントは何ですか?


今年も727日(土)に行われますが、越谷花火大会。こちらの昨年の来場者数は、25万人でした。
今年で20回目となりますが、打ち上げ会場が中央市民会館東側葛西用水中土手で、
市の中心部というのは、首都圏では珍しいです。

越谷には目立った観光名所は無いけれど、越谷に来た人が越谷心地良い街」と言われるようになると、
観光だけでなく地域への定着に繋がって、街全体が活性化されていくのではないかと考えています。

観光協会は、そんな活性化の手伝いをしていきたいと思っています。

 

 子育て中のパパ、ママに一言お願いします。

こしがや田んぼアート実行委員の松本さんより~
自分達(パパ,ママが考えて子どもにこうなって欲しいなと押し付けるのではなく
子どもが自分でチャレンジしていく環境になって欲しい
レールを敷くのではなくアイテムをたくさん転がして、
子ども自身が自分で掴んでいく子育てができれば良いと思います。

 

越谷市観光協会の松嶋さんより~
観光協会としては田んぼアート、地場産業教室など子ども向けのイベントをしているので
是非
参加していただいて越谷の地場産業を知ってもらいたいです。

田んぼアート取材写真03
    松本さん         松嶋さん

田んぼアートがさらに楽しめる企画がコチラ!
 

  「こしがや田んぼアート2013スタンプラリー」
 

※スタンプ台紙はリユース展望台でのみ配布、スタンプは毎日(定休日以外)押印可

  • 抽選方法:越谷駅前物産展示場に応募ボックスを設置し、9月16日以降に抽選会を開催する。
  • 応募方法: Aコース:3ヶ所以上のスタンプを集めた方から抽選でプレゼント贈呈
                  Bコース:6ヶ所すべてのスタンプを集めた方から抽選でプレゼント贈呈

 

  「こしがや田んぼアート2013納涼祭」

  • 日時: 平成25年8月3日(土) 午前10時~午後5時
  • 場所: 東埼玉資源環境組合第一工場駐車場
  • 内容: 今年の田んぼアートの絵柄のウルトラマンのショー(1回目午前11時から 2回目午後3時から。 2回予定)、
         輪投げやかき氷などの屋台  
  • 当日は展望台の特別公開を行います。午前9時30分~午後4時(受付は午後3時30分まで)

 

東埼玉資源環境組合(リユース)の展望台(無料)

田んぼアート期間

稲借り(9月下旬~10月上旬予定)前まで

展望台公開時間

9301600(受付は1530まで)

平日公開

月曜~金曜日(祝日を除く)

日曜公開

毎月第3日曜日

田んぼアート特別公開

7/14(日)、7/28(日)、8/3(土)、8/4(日)、8/11(日)、8/25(日)、9/1(日)


※「こしがや田んぼアート2013スタンプラリー」「こしがや田んぼアート2013納涼祭」ともにお問合せは越谷市観光協会048-966-6111

関連するサイトです
 

越谷市観光協会 http://www.koshigaya-sightseeing.jp/

Facebook 越谷市こしがや田んぼアートhttps://www.facebook.com/koshigaya.tanboart

Facebook越谷鴨ネギ鍋ガーヤちゃんhttps://www.facebook.com/koshigaya.kamonegi

 

※記事中の画像は、越谷市公式ホームページ、越谷市観光協会サイト、Facebook 越谷市こしがや田んぼアートより
  引用させていただきました。

 

編集後記

越谷市内を移動するとあちらこちらに田んぼがあります。いままで何気なく見ていた
景色も田んぼアートに参加したことで稲への愛着がわき違って見えてきました^^
地元のイベントを知ったり参加することで、地元を愛し大切に想う越谷市民が増えて
欲しいなぁと思います。田んぼアートを通じてイベントに関わる方々の地元への熱い思いが
皆さんに伝わりますように!(ゆきだるま)
 

今回、この取材を通して、越谷という街をよく知る機会となりました。
地域を盛り上げて、街の活性化ができれば・・・
私自身がボランティア活動をしていく上で考えていること、想っていることと同じ!と
とても嬉しく、心強く思いました。田んぼの稲穂のようにぐんぐん成長していきたい♪ (マユ)


(2013年7月 by クワイエメンバー ゆきだるま,マユ)

地図

こしがや田んぼアート2013・スタンプラリー実施場所